探索レポートで3つのセグメントが存在します。
「ユーザーセグメント」「セッションセグメント」「イベントセグメント」の3つがあります。
これらの違いを解説していきます。
3つのセグメントを区別するのに一番簡単な方法は、具体的に例文で覚えるとわかりやすいです。
ユーザーセグメントとセッションセグメントはわかりやすい
「ユーザーセグメント」と「セッションセグメント」は違いがわかりやすいです。
人に注目するか、セッションに注目するかです。
探索レポートによっても異なります。
サイトに訪問したユーザーを起点に分析したい場合です。
例えばとあるリンクをクリックした人のセグメントを作りたいと考えたとします。
その時は以下のような図の囲みが対象のデータになります。
上の図で注目すべきは「ユーザー」に焦点が当たっていることです。
同じユーザーが再訪問してきても、ユーザーごとにセグメントを切っているのでこのユーザーはセグメントにカウントされます。
一方でセッションセグメントの場合は「再訪問」がカウントされません。
対象のデータは、上記のユーザーの2回目のセッションのみになります。
さらに「イベントセグメント」の場合は上の2枚の画像の「click」を蛍光色にしたイベントのみになります。
このように「ユーザーセグメント」と「セッションセグメント」「イベントセグメント」では対象となるデータが異なります。
ユーザーセグメントが最も対象となるデータの範囲が大きくなり、イベントセグメントが最も小さくなります。