マーケティング日記

Webマーケターとして働く中で気づいたことや勉強したことを記しておくブログ

「ユーザーセグメント」「セッションセグメント」「イベントセグメント」の違いを解説

探索レポートで3つのセグメントが存在します。

「ユーザーセグメント」「セッションセグメント」「イベントセグメント」の3つがあります。

 

これらの違いを解説していきます。

3つのセグメントを区別するのに一番簡単な方法は、具体的に例文で覚えるとわかりやすいです。

 

ユーザーセグメントとセッションセグメントはわかりやすい

「ユーザーセグメント」と「セッションセグメント」は違いがわかりやすいです。

 

人に注目するか、セッションに注目するかです。

探索レポートによっても異なります。

 

サイトに訪問したユーザーを起点に分析したい場合です。

例えばとあるリンクをクリックした人のセグメントを作りたいと考えたとします。

その時は以下のような図の囲みが対象のデータになります。

上の図で注目すべきは「ユーザー」に焦点が当たっていることです。

同じユーザーが再訪問してきても、ユーザーごとにセグメントを切っているのでこのユーザーはセグメントにカウントされます。

 

一方でセッションセグメントの場合は「再訪問」がカウントされません。

対象のデータは、上記のユーザーの2回目のセッションのみになります。

 

さらに「イベントセグメント」の場合は上の2枚の画像の「click」を蛍光色にしたイベントのみになります。

 

このように「ユーザーセグメント」と「セッションセグメント」「イベントセグメント」では対象となるデータが異なります。

 

ユーザーセグメントが最も対象となるデータの範囲が大きくなり、イベントセグメントが最も小さくなります。

 

 

参考記事

webtan.impress.co.jp

www.pc-koubou.jp

アフィリエイト広告から訪問したユーザーのカスタムセグメント(オーディエンス)の作り方

アフィリエイト広告からの流入した人を抽出してデータ分析したいと考えたことはないでしょうか?

僕も「アフィリエイトからの流入」は顕在ニーズがあるから、成約率が良いのではないか?と仮説を立てることが多いです。

 

例えば、以下のような仮説が立てられます。

アフィリエイトからの流入は成約率が高いのではないか?」
アフィリエイトから流入に対してリマケをかければ、効果的なのではないか?」

このような仮説を実証するためには、アフィリエイトからの流入でカスタムセグメントやオーディエンスを作る必要があります。

 

アフィリエイト広告経由のユーザーのカスタムセグメント(オーディエンスを作る方法)

方針

アフィリエイト広告のリンクは以下のようになっていることが多いです。

https://aiueo.jp/ec/?utm_source=a8&utm_medium=affiliate&ad_via=a8_new&

 

これは実際のアフィリエイト広告のURLのドメインを変更したものです。

このURLはutmパラメータを使用してアフィリエイト広告の発火を確認しています。

 

このうち「utm_medium=affiliate」の部分に注目します。

 

utm_mediumがaffiliateになっているものを

 

参照元 メディア」を規定してやればOKです。

ちなみに、会社によってutm_mediumなのかutm_sourceなのかが異なります。

 

www.data-be.at

 

utmパラメータのutm_sourceに対して「affiliate」としている会社もあるので、自社の仕様に合わせてください。

ちなみにutm_sourceである場合は「参照元」で「affiliate」を規定してやればOKです。

 

実際の設定方法

「探索」をクリックします。

 

「セグメント」の右上の「+」をクリックします。(ここでカスタムセグメントを作ります。)

 

「ユーザーセグメント」をクリックします。

 

「新しい条件を追加」をクリックします。

セッションの参照元」を選択します。

 

「セッションの参照元」に「affiliate」を含むに設定します。(完全一致でも構いません)

 

「オーディエンスを作成する」にチェックを入れます。

 

 

 

 

GA4のカスタムセグメントの作り方

GA4は「セグメント」という機能を探索レポートで使えます。

探索でレポートを作るときに、セグメントで比較してデータ分析することができます。

 

例えば、

アフィリエイト広告から訪問したユーザー」と「Twitterから訪問したユーザー」を比較して、どちらが成約率が良いのだろうか?

という単純比較をするとします。

このような比較も探索レポートでセグメントを使えば可能です

 

本記事では「カスタムセグメント」を作る方法を解説します。

 

カスタムセグメントとは?

自分で作れるセグメントのことです。

例えば、アフィリエイト広告から訪れた

アフィリエイトのURLにはutm_sourceでaffiliateとつけていたとします。

 

すると、このパラメータがaffiliateになっているものをセグメントとして付け加えることができます。

 

カスタムセグメントを作る方法

探索レポートの「セグメント」の部分の右上の「+」を追加する。

 

「ユーザーセグメント」をクリック

 

「新しい条件を追加」をクリック

 

アフィリエイトのセグメントを作りたいので、アフィリエイト広告からくるユーザーを抽出する方法を作りたいと思います。

僕の場合は「参照元」(utm_source)をaffiliateと設定しているので、「セッションの参照元」を「affiliate」に設定します。;

 

「サマリー」の部分で、全てのセッションの19.7%ということがわかります。

 

セグメントの比較に「affiliateセグメント」となっていることがわかります。

 

全てのユーザーのカスタムセグメントを作る方法

アフィリエイトのカスタムセグメントを作るときに、比較として全てのユーザーのセグメントを作ります。

 

このときに使えるのが正規表現です。

例えば「デバイスカテゴリ」を選択します。(※なんでもいいです)

 

「次の正規表現に一致」をクリックし「.+」を選択します。

そして「適用」をクリックします。

 

こうすると全ユーザーのカスタムセグメントを作ることができます。

 

アフィリエイトセグメント」だけでなく、「全てのユーザー」を比較に使うことができます。

 

 

Googleシグナルをオンにする方法

昨日解説したYouTube広告の間接効果を測定する「YouTubeEVC」イベント。

このイベントを有効化するためには、Googleシグナルをオンにする必要があります。

navi-blog.hatenablog.com

 

今回はGoogleシグナルをオンにする方法をご紹介いたします。

 

「プロパティ」→「データ設定」→「データ収集」を選択いたします!

 

「設定」をクリック

 

Googleシグナルを有効にする。「続行」をクリックする。

 

「有効にする」をクリック。

Google シグナルを有効にすると、Google アナリティクスでお客様のサイトやアプリから収集した訪問情報と、ログイン ユーザーのアカウントの Google 情報が関連付けられます(ただし、関連付けの対象となるのは、広告のカスタマイズを目的とした、こうした関連付けに同意しているユーザーのみです)。この Google 情報には、エンドユーザーの位置情報、検索履歴、YouTube の利用履歴、Google のパートナー サイトで収集されたデータなどが含まれる可能性があります。この Google 情報は、お客様のユーザーのクロスデバイス行動について、集約および匿名化されたインサイトを提供するために使われます。お客様はこの機能を有効にすることで、Google の広告向けの機能に関するポリシー(デリケートなカテゴリに関する規約など)を遵守すること、かかる関連付けについてご自身がエンドユーザーに対して必要なプライバシーの開示を行って、関連付けを行う権限をエンドユーザーから取得すること、エンドユーザーが [マイ アクティビティ] を通じてかかるデータを閲覧、削除する場合があることに同意するものとします。

参考記事

support.google.com

support.google.com

YouTube広告の間接効果を測定するためのYouTube EVCを確認する方法

YouTubeの広告は効果が高い一方で、効果測定が難しいです。

効果測定をするモデルも難しく、今まで「指名検索は増えたか?」などで計測しておりました。

 

GA4になり、YouTubeEVCというイベントが新たに作られました。

 

YouTube広告の間接効果が測定できるイベントです。

 

YouTube EVC(エンゲージメントビューコンバージョン)とは?

ユーザーがYouTube動画を10秒以上視聴し、動画視聴から3日以内にWebサイト上でコンバージョンに至った時に計測されるイベント

 

ちなみにこれを計測する条件は以下の2つです。

  • Google広告とGA4が連携されている
  • Googleシグナルが有効になっている

Google広告とGA4の連携は以下の記事で解説しております。

navi-blog.hatenablog.com

Googleシグナルは今のところよくわからないので、明日の記事で描こうと思います。

 

YouTubeEVCを標準レポートで確認する方法

仮にYouTube EVCのイベントを取れるようになったとして、標準レポートでどうやって確認すれば良いのかを解説します。

 

「レポート」をクリック

 

「ライフサイクル」→「ユーザー獲得」レポートを開きます。

 

「ユーザー獲得レポート」のディメンションを変更します。

 

「ユーザー獲得レポート」のディメンションを「ユーザーの最初のGoogle広告の広告グループ名」に設定します。

 

↓こちらはまだGoogleシグナルをオンにできていなかったのでYouTube EVC取れてません。もしオンにできていたら「YouTube Videos」が出ていました。


YouTube VideosはYouTube広告を見てコンバージョンした数などを測定することができます。

参考記事

support.google.com

 

GA4で探索レポートを作ってみた②「セグメント」

データ探索機能を使って、探索レポートを作ってみました。

navi-blog.hatenablog.com

昨日は失敗しました。

 

今回はセグメント機能を使いたいなと思っております。

 

セグメントには「ユーザーセグメント」と「セッションセグメント」

セッションの参照元が「affiliate」であるセグメントを作成しようと思います。

 

すると以下のようにセッションの参照元アフィリエイトであるセグメントのオーディエンスの規模ができる

 

GA4で探索レポートを作ってみた「日別の参照元メディアごとにPVとか」

GA4の探索レポートを作ってみました。

ディメンションは「参照元/メディア」と「日付」

値は「表示回数(ページビュー)」「新規ユーザー」「ユーザー数」「CV」

 

ディメンションを準備する。右上の「+」でディメンションを追加していく。

 

指標もどんどん追加していく。右上に「+」のボタンがあり、ここでどんどん追加していく。

 

そしてドラッグして、レポートに反映させていく。

 

探索レポートに反映してみました。

 

なんでか知らんけど、「表示回数」「新規ユーザー」「CV」がなぜか0になっておりました。

理由がわからん....