マーケティング日記

Webマーケターとして働く中で気づいたことや勉強したことを記しておくブログ

構造化マークアップの手順

ステップ1:構造化データの設計

構造化マークアップでできることはGoogleGoogle Search Centralを確認します。

developers.google.com

 

ステップ2:構造化マークアップのコードを作成する

構造化マークアップのコードはマーケター側で簡単に作成できます。

Schema Markup Generatorというツールを用いて、構造化マークアップを作成します。

 

↑テスト手法まで動画で解説されています。

ステップ3:リッチリザルトテスト

作成して構造化データを「リッチリザルトテスト」で確認します。

 

ステップ4:Google Tag Managerでアップロード

構造化データマークアップをアップロードする。

 

 

予実管理をするグラフをLookerStudioで自動化したい

これまで資金調達をして、売り上げのトップラインを伸ばすマーケティングをしてきた。

これからはトップラインを伸ばすだけでなく、広告費に対してのROASを最適化する必要があります。

会社の資金も守りながら、成果を伸ばす必要があります

金管理のダッシュボードを作成していきます。

金管理のダッシュボードの要求定義

マーケティング予算全体のCPAとCPOを毎月把握できるようにする。

かつ、Google広告やYahoo広告、Meta広告、アフィリエイト広告がいつでも理解できるようにする。

まず事例をたくさん見る

まず以下の記事を見ながら事例を多数見ていきたいと思います。

予実管理とは?進め方5つのステップと営業管理の方法や成功のポイントを紹介

予実対比のグラフを見やすくする | Excellent仕事術

 

Looker Studio 応用編 これだけで価値あり!『目標管理グラフ』の作り方 | Looker Studio BOX

 

Looker Studio(旧Google データポータル)で当月以外に過去の予算やKGI、達成率なども表示させる方法

 

毎月の面倒な予実差異確認・グラフ作成・レポーティングを10分で終える方法|Kazuyoshi Nakamura

リスティングでうまくいったことをどう活かすか?

今後のアクションと仮説。

リスティング広告

一般的にリスティング広告CPAを下げたければ、CPCを下げることを検討する。

CPCが下がったので、CPAも下がる。

とてもわかりやすい論理構造だ。

 

しかし、意外とうまくいかなかった。

CPCを下げると、広告出稿量が激減し、コンバージョン数がでなくなり、結果的にCPAが下がった。

(広告代理店が一気に目標CPAを下げてしまったことも要因の1つとも言えるが。)

 

この原因は「目標CPA」を下げたことにより、コンバージョンから遠いキーワードに出稿されるようになり、CPCは下がるもののコンバージョンが出ないためだと思われる。

 

これは商材によると思う。

少なくともスクールのような高単価商品は、コンバージョンするキーワードが極端に限られる。

「プログラミング 勉強法」や「エンジニア 転職」のようなキーワードでも、もうコンバージョンからは遠ざかってしまう。

高単価商材はコンバージョンするキーワードが限られる。
そのため、CPCが高いキーワードを入札しないと結果的にCPAが高くなってしまう

ネクストアクション①

リスティング広告のカスタムテストをオリジナルキャンペーンにマージする。

現状、1キャンペーン1広告グループの状態になっているので、キーワード群ごとに広告グループを分解する。

カスタムテストを行った時、目標CPAを10%アップしたテストキャンペーンとオリジナルでは、入札しているキーワードに違いがでた。

p-max

p-max広告のURL拡張機能を使ってきたわけだが、リスティングを踏まえるとp-maxも調整するべきだろう。

コンバージョンしない記事もリスティングで出されてしまう。

出稿する記事を徐々に減らす必要がある。

記事を除外していこう。

 

仮説を立てた時の記事

navi-blog.hatenablog.com

 

 

直近の検索ボリュームを把握する方法

「分析情報とレポート」→「分析情報」

 

「消費者スポットライト」

 

検索ボリュームが前期間と比較してどのくらい変化したのかを把握することができる。

キーワードプランナーでは直近の検索ボリュームを比較することはできない。

リスティング広告のCPAを上げるために目標CPAを上げた話

広告のCPAが通常の倍くらいに高騰しておりました。

結論、その対策として「目標CPA」をアップするという施策を取りました。

そしたら逆にCPAが下がるという現象が起きました。

 

なぜCPAを下げたいのに目標CPAを上げたのか?

CPAを下げたいときに、単純に目標CPAを下げたらいいってもんではないということを話したいと思います。

 

経緯を説明しますと、広告のパフォーマンスが悪くなり、その結果CPAが悪くなっていました。

その時に行われていた変更が「目標CPAの引き下げ」でした。

 

目標CPAを引き下げることで、CPCの高い、しかしコンバージョンに近いキーワードで入札できなくなっていました。

 

また、現職のプログラミングスクールでコンバージョンを取れるキーワードは、非常に少ないです。

 

 

Core Web Vitals

Core Web Vitalsとは

ページのUXに関する指標のこと。
指標が6つあり、重要なのはLCP、FID、CLS、INPの4つ。

LCP

- 読み込み速度のこと
- 具体的には、最も大きなメインコンテンツが読み込まれるまでの時間のことを指す
- 2.5秒以内であれば「良い」とされている

LCPとは


FID

- ユーザーが最初にしたアクションに対する反応速度のこと
- 0.1秒以内であれば「良い」とされている

FIDとは

CLS

- 読み込み最中に発生するレイアウトのズレの大きさのこと
- 0.1以内であれば、「良いとされる」

CLSとは


INP(※2024年4月よりFIDに置き換わる予定)

youtu.be

INP は Interaction to Next Paint の略称です。

簡単に言うと、ページ滞在中にユーザーが起こした操作に対する反応、専門用語で言うインタラクション (interaction) の遅延を計測します。

ようは、どのくらい速く反応が返ってくるかです。
もう少し正確に言うと、INP は、ユーザーの操作に対する視覚的な反応が発生するまでにかかる時間を示す指標です。

値が小さい方が良いです。

INPとは


参考:Core Web Vitals と Google 検索の検索結果について


Core Web Vitalsを高めないと....

- SEO的に不利
- リスティング広告の品質スコアが悪くなる
- Web広告でCPCが下がってしまう

Core Web Vitalsの確認レポート

 1.LookerStudioのダッシュボード

Chrome UX Report↓のデータソースからダッシュボードを作成する。

 

2.Page Speed Insights

Page Speed Insightsを入れる。

3.Google Search Console

 

 

301リダイレクトすればcanonicalタグは設置しなくて良いのか?

URLを正規化するためのcanonicalタグ。

重複コンテンツや重複しているページの中でどのページを検索エンジンに評価をしてもらうかを決めるタグです。

そういえば、301リダイレクトを設定しているときはcanonicalタグを設定しなくても良いのか?と疑問に思いました。

 

結論、301リダイレクトをしていればcanonicalタグは設定しなくても良さそうです。

canonicalタグを使うとき

  • 外部リンク

 

301リダイレクトしたくてもできない時にcanonicalタグを設定します。

例えば、ニュースサイトは外部の記事を引用しております。

外部記事を差し置いてGoogle検索で上位表示してしまうわけにはいきません。

しかし、301リダイレクトしてしまうとニュースサイトへのアクセスがなくなってしまいます。

そういう時に301リダイレクトではなく、canonicalタグを設定します。

グノシーは元記事にcanonicalタグを設定している

グノシーはカノニカルタグが設置されて、元の記事がインデックスされるように設定されてました。

グノシーが記事をパクって、パクリ元よりも上位表示してしまったら炎上ものでしょう(グノシーのドメインパワーなら上位表示しかねない)

 

Yahooニュースは設定されていない

Yahoo Newsでは元記事へのcanonicalタグは設定されておりませんでした。

 

Yahoo Newsの仕組みはニュース記事ではなく、

techblog.yahoo.co.jp

1日約4000本配信されてくる記事の中から、トピックスとして掲載すべき記事を選択し、それに見出しをつけ、関連リンクを追加してトピックスを完成させます。そのため、編集部はシフト制で24時間365日更新作業を続けており、上の写真のように深夜でも誰かが更新作業を行っています。

編集部が入稿された外部から入稿された記事に見出しをつけて配信しているようです。

 

Yahooニュースに関しては元の記事へのリンクが貼られておりません。

↓Yahooニュースの記事から元記事のURLを検索しましたが存在しませんでした。↓

↓Yahooニュースの記事

news.yahoo.co.jp

 

↓元記事↓

trafficnews.jp

↓ググってみたら...

 

やはり、canonicalタグが設置されていないので、オリジナル記事よりもYahooニュースの方が上位表示しちゃっています

 

これっていいの!?

 

Yahooニュースは記事掲載料金を支払っている

 PF事業者は、メディアから記事などを仕入れ、それらの閲覧回数(ページビュー、PV)に応じた広告収入を広告主から得ている。メディア各社には記事の使用料を支払っているが、個別契約のため適正価格の水準や決定根拠がわからず、メディア側には公平な交渉ができないと不満があった。

出典:ヤフーはメディアに対して「優越的地位にある可能性」 公取委が調査

どうやらYahooはメディアから記事を掲載する代わりに広告収益を分配しているようです。

 

グノシーは、はてなブックマークなどがついた記事が勝手に掲載されています。

グノシーやスマニューに取り上げられることを「グノシー砲」や「スマニュー砲」と言ったりします。

 

一方、Yahooニュースは勝手に取り上げているわけではなく、メディア側から記事を入稿するようですね。

よって、canonicalタグも設定されていなければ、リンクも送っておりません。

Yahoo NEWSは記事を購入している以上、「rel="sponsored"」入れなくて良いのか?

外部リンクの rel 属性 (nofollow/ugc/sponsored) | Google 検索セントラル  |  ドキュメント  |  Google for Developers